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とりあえずVOCALOID関連のことを書いていこうかなと思ってる。 コメント来てたらうれしい。
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Nein考察 -涙では消せない焔

るいほの~ヽ(´▽`)ノ
はい姉音です。考察久しぶり。
ということで今回は涙では消せない焔です。

オルゴール部分がよくわからナインです・・・聞き覚えはあるんですけども・・・(´Д` )

ヘイ!で、改竄前は
「【彼女】の暮らす地域では、死んだ子の棺に双子の人形を入れるという奇妙な風習が存在した。其れは誰が生み出したモノなのか?
此の地平には或る種の揺らぎが多く観測には困難が伴う。
女には出産の経験が在ったが、しかし、其れは死産と呼ばれる哀しい《物語》であった。」らしいですね?

焔の「独りで寂しくないように《双児の人形》を傍らに 」は「死んだ子の棺に双子の人形を入れるという奇妙な風習」だったんですねーびっくり。
「或る種の揺らぎ」はやっぱりミシェルさんじゃないでしょうか。
焔の子は死産だった、と。

「焔」はつまり、死んだ赤子を送る曲ということでしょうか。なるほどぅ。

では改竄後はーというとまだ考察がまとまってないのですがとりあえずまとめてみます。
時代は旧体制が崩れたフランス革命の前後ですね。
戦乱の中、至尊を自らの手で地に落とした・・・・・・。この時代に子を産んでその子は幸せになれるのか?と母親は悩みます。

一方父親はというと、戦争に兵士として参加していました。ローランサンが将軍になってますうわーお。
将軍に続くと見せかけ敵を引きつけたところで、騎兵はバラバラに。敵が混乱しているところに大砲を撃ち込む・・・すごい作戦です。将軍に続かナイン。
《神聖フランドル帝国》ですってよ。聖戦と死神...そういえば緋色の風車でもアルヴァレスいましたね!!個人的にはこのあとの天使の彫像のメロディーでしにましたありがとうございます。゚(゚ノД`゚)゚。

で、ここで唐突に少女店主らしき人の台詞が。
「あら、今回はそういう選択をしたの?それも賢明かも知れないわね...」と。
「そういう選択」ってなんでしょう。可能性としては、
①ローランサン将軍に続くと見せかけて続かない戦略のこと
②父親が戦争に行くこと
③ローランサンが将軍になったこと
あたりかなーと思います。
「今回は」ってことは前回もあったんですね。店主は前回を知っているんですねこわい。

父親が戦場へ向かう時にも少女店主が登場します。
『Ne pas crier,Madame.』(泣かないで、マダム)と。否定してますね~。
朝夜の例のメロディー、「右腕には菫の姫君~」が出てきます。ろまんまつり。
この双子人形は「生に微笑む」「死を悼む」ので、生に傾くことを望んでいます。
ここで思いつくのが屋根裏物語の「生まれておいでなさい」。ミシェルだ~。
で、「歓びに揺れたのはヴィオレット⇔廻り来る生に微笑んでくれる娘よ」
「哀しみに濡れたのはオルタンス⇔廻り往く死を悼み泣いてくれる娘よ」と焔との関係性が・・・

「あら、逆だったかしら?」という台詞。逆とは一体なんでしょう。
個人的には「右腕には~」の部分かなーと思います。
死=右のはずのヴィオレットが「左」、生=左のはずのオルタンスから「右」から聴こえてくるんですよね。こわい。あと紫陽花は紫も青もあるんです。オルタンスはミシェルサイドとかそんな。

「次に逢う私に 【必ず】 返してね♪」。次に逢う私ってなんぞや。誰だよ。
あれじゃないですか人形を棺に入れることが次の私に返すんじゃないんですか。とすると次に逢う私=イヴェールに。どういうことだ。
それか返してねって双子人形のことじゃなくて屋根裏堂の対価だったり?何を返すのか...

おまけによく聞くと「あら、逆だったかしら?」あたりから、男性の声が被ってるように聴こえます。この人が次に会う私でしょうか。右側から聞こえますね。死ですねはい。
あと裏でらららー言ってます。これもなんだろうか。
「哀しい程朱い夕陽」は、戦争が起こって愛する人と離れ離れになることだと思います。

さて、店主さんに人形を貸してもらった母親は、ふと懐かしい気持ちになり子供の頃の夢を思い出します。親に捨てられた子だったらしいですね。だから誰よりも優しいお母さんになろうと。思ってたんですが、現実は子を生すことを否定してしまいました。それについてもずっと悩んでたみたいですね。
それで店主から借りた人形から、見よう見まねで自分で人形を作り始めます。
様になって来た頃、夫が車椅子で戦場から還ってきます。その夜、二人は離れていた時の事やこれからの二人の事をゆっくりと話し合いました。

この国に、この時代に生まれてくることが幸せなのかと母親は問います。
対して夫は、君が生まれて来た朝を君が行く夜を、迷いながら傷つきながら、今を未来を、希望を諦めず肯定するならば、その子もまた人生を愛す・・・だろう?と言います。肯定ですね。
賢者の例のあれですね。ろまんまつり。ありがとうございます。
母親がクロエさんだとするとこの人も賢者に会ってたんですねー。

けれどそう気付いた時には遅すぎました。夫が子を生せない身体になっていたのです。
それでも、遺伝子は生きている、だからまだ終わりじゃないと。

ならば我等が紡いだこの物語を生まれてくる子に繋ごう!焔のメロディーですねありがとうございます。゚(゚ノД`゚)゚。
アナタを産むのが私じゃなくても、私達アナタを愛してるよ。だから何時か「平和な時代、豊かな国、愛してくれる人」を見つけた時に、産まれておいで。
「しあわせにおなりなさい」の「幸せ」が「平和な時代、豊かな国、愛してくれる人」ではないかと思います。
最後に伝言のメロディーはずるいとおもいました。

「其処にromanは在るのかしら?」でおわり。双子が見てたんですかそうですか。



はい。ここからは店主(=ミシェル)について。
この曲、分岐がよくわからないんですよね...

まず、焔との比較。
焔→
赤子が死産。棺に双子人形を入れて赤子を送る。(恐らく人形は自作)
この時には「死んだ子の棺に双子の人形を入れるという奇妙な風習」は既に存在していると思われる。
涙焔→
妊娠してない。子を生せない体になるも、赤子が産まれてくることを望む。
双子人形を店主から貸してもらい、見よう見まねでそれを作る。

赤子を産む、が分岐でしょうか...うーん?


あとこの曲、改竄の上から店主が介入してごちゃごちゃになってる感じ。
店主が人形を貸したことによって、子供の頃の夢がよみがえり、子を生す事を《否定》したのを悔やむ。→見よう見まねで作り始めた人形が生まれる。→イヴェールが何時か産まれてくることを望む。後半は店主が介入したことによって話が展開されています。
ということは、便宜上くんが否定したなにかの上からミシェルがイヴェールの死(に傾くこと)を否定している・・・。
更にいうなら、店主の否定は『Ne pas crier,Madame.』(「泣かないで、マダム」)。

で、「死んだ子の棺に双子の人形を入れるという奇妙な風習」について。
店主が人形を貸したところから始まるのではないかと思います。
まずミシェルは屋根裏物語で「生まれておいでなさい、イヴェール」と言っています。
つまり、イヴェ君が死ぬもしくは生まれてこない未来は避けなければならない。
涙では消せない焔で、イヴェ君が生まれない(死に傾く)可能性を回避する為には、生と死の間に存在させることが不可欠だったのではないでしょうか。
それには生と死の双子の人形(とノエル)が必要、→人形を貸して、母親に人形を作らせるように促す→イヴェが生まれない可能性を回避した、ということです。ミシェル様こわい。

ミシェル様こわい(結論)。次は愛という名の咎です。
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